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第299話:半月板と十字靭帯 [本堂亜紀のマラソン紀行]


 大阪ハーフマラソンを終えたその日の夜は
 痛すぎて眠れなかった。

 腕利きの先生のもとへ。
 半月板と十字靭帯損傷だった。

 久しぶりにマジックハンドを持つ先生と出逢えた。
 その先生にも師匠がいらっしゃったという。
 無給で師匠のもとで、技を継承したと
 おっしゃっていた。

 その先生は、こんな話をしてくださった。

 学校で生徒を教えていた時期もあったけれど、
 今は、学校では資格を取る為の勉強で
 本当に身体を治すという授業ではない。
 だから、僕はそこで教えることはやめました。

 僕は自ら、無給で師匠のもとへ学びに日参しました。
 今は、無給でならいきません。技の習得も要りません
 という若者が多いという。

 これは、この世界に限ったことではないと思う。

 お金を払い学び、そして一人前になってもまだ無給で
 足しげく師匠の元で学び続ける。
 そうして、その極意を継承していく。

 膝の方はというと、、
 致命傷をおった1月27日から一週間。
 なんとか、昨日のステージに間に合わせることが
 できた。しかし、悪化。当然のことだ。

 今朝、先生のもとへ。
 先生は、私の足をくくっとひっぱり、
 「軟骨がひっかかってる」と手に伝わる音や感覚で
 そのひっかりを外してくれる。

 膝が曲がる。マジックハンド。
 でも、けっしてマジックではない。

  「身体は治るということを師匠から教わったからね」

 と笑ってらっしゃった。

 ということで、しばらく走ることはできませんが、
 経過をみて、少しずつ、少しずつ、また走れるその日に
 向かいたいと思います。

 応援いただいている皆様、心配はしていただきませんように。
 仕事では、いつもの本堂亜紀です。

 でも、仕事以外では、しばらく杖のお世話になりそうです。